あめのあん

彼女が妊娠とか、結婚したとか、家買ったとか、人生が目まぐるしく動いているからいろいろ書いてます

会社を辞めたいと思っていた理由を改めて思い出さされた

もう50歳も過ぎ、新卒で入った会社に30年近く居続けている。

ということはもう30年近く会社を辞めたいと思い続けているということなわけで。

こんなことを書いているのは、会社でやっぱり辞めたいと思わせる出来事があったから。

 

僕は自分のことをお人好しだと思っている。良くも悪くも。

いい人だと言われることもあるけど、会社の中ではよろしくない。

要するに、うまく人に使われてしまうのだ。

 

うちの会社には定期的にある作業をしてくれる業者さんが来る。

昨日も来てくれて作業していた。

その作業がめちゃくちゃきつくて、見ていると気の毒になってしまうのだ。

業者さんと話している時に、置き場を変えてくれると作業がしやすくなるんだけど、みたいなことを少し前から言われていた。

ただ移動先がなくてそのままになっていたんだけど、今回その業者さんから、倉庫みたいなのを置いてくれれば大丈夫で、◯円くらいかかっちゃうけど、と言われた。

調べてみると確かにそのくらいの金額でできそうで、予算もあるのも確認できたので、職場の上司を含め、みんなに聞いてみた。どう思う?と。

 

結果は全員反対。

理由はいろいろ出たけど、その中の一つが、今までそんなこと言われなかったから。

「あなただから言ってきたんだと思うよ。前任の私には絶対言ってこなかった。あなたには言いやすいんだよね」

この言葉が僕に刺さった。

 

昔からこういうことが結構ある。

要するに、僕は舐められているのだ。

この業者さんは僕のことを舐めて言ってきたわけじゃないと思う。そう信じたい。

でももしかしたら…

こういうことで悩むのが本当にきつい。

 

これが僕が会社を辞めたい理由の1つだ。一番大きな理由かもしれない。

自分のことなら自分で決められる。

自分がいいと思ったことはすればいい。

でも会社のこととなると、自分がいいと思ってやったことで会社や同僚に迷惑をかけてしまうかもしれない。

そう思い悩むのが本当に辛い。

 

今回本当に業者さんが不当な理由でこれを頼んできて、僕が同僚を説得して要望を通したら、僕は不当な要求に対して会社のお金を使ってしまうことになる。

別のことでも、僕はよく他の部署の人にも仕事を頼まれる。

それをやってしまうといつの間にか僕の部署の仕事になってしまうので、僕の部署の人からは絶対やめろと言われる。

でも僕はやった方がいいと思う。

でもやるとうちの部署の人が困る。

前の部署で良かれと思って引き受けて、うちの部署の人にものすごく嫌がられたこともある。

自分の中では筋を通しているつもりなんだけど、それが他人とは違うらしくて、これをやったら会社や自分の部署の人に迷惑をかけてしまうかも、という考えが抜けない。

これをずっと考えているってことは、自分を信じることができていない状態なわけで、これが本当に辛い。

 

昨日の帰り道、このことを考えていた。

もう30年近くずっと考えていることなので慣れてもいいような気もするけど、慣れない。相変わらず辛かった。

 

暗いブログになってしまった…

これからすごい額の住宅ローン抱えることになるんだから、会社辞められないよなぁ…

みんなに迷惑かけないようにやるにはどうしたらいいんだろう…

こんなこと思いながら書いてるから、内容も暗くなるよね。。